こうちゃん
つっつー
こうちゃん
つっつー
12日の夜、実際にこの後紹介する設定で写真を撮ってきます!その記事も書きますね~♪
コツをつかめばきっと上手に撮ることができるようになる…はず!!
(これはずーっと昔に山で撮った写真で、三脚も使っていないです笑)
星を撮るのに必要ななものとは?
さて、まずは星を撮るために必要なものを見ていきましょうー!
流れ星を撮影する!ってなったらスマホではなく「カメラ」を使うのが一般的です。
スマホでもアプリを使えば撮影できなくないみたいです。
まずあると便利なものは…!
①三脚←絶対あった方がいい!
②レリーズケーブル←カメラ内で設定できる機種もあるのでその場合は不要。でもあった方が良き!
③防寒具←夏でも冬でも意外と冷えたりする。特に山の中まで撮りに行くなら夏でも必要!
④星座早見表←アプリでもOK。あったら星座が分かって面白いかなって笑
⑤懐中電灯←スマホのライトでも大丈夫!
⑥レジャーシートや椅子←ずっと立ってると疲れちゃうので…
この5点!まず上から見ていきましょう~!
①三脚
星の写真は、スローシャッターを使って十数秒もの時間を1枚の写真にするため、ぶれないように固定することが大切です。
そのためには三脚があった方がいいことは確実です。
スローシャッターや三脚なしでスローシャッター写真を撮る方法についてはこちらもご覧ください!
(意外とできたりしますが、構図の自由度は格段に減ります)
②レリーズケーブル
カメラのシャッターボタンを押すとき、どんなに気を付けて押しても、その微振動でぶれてしまうこともあります。
特に星は小さい点々なのでブレがとっても目立ちます。
そのため、なるべくカメラは三脚に固定したまま、ケーブルをつないで撮影するのがおすすめです。
代表的なカメラメーカーのレリーズケーブルはこちらです!
しかし、カメラによって使えるケーブルが違ったりするので取説や公式ホームページなどでしっかり確認してから購入するのがおすすめです!
また、非純正の安いものでも十分だったりします。
自分はこちらの商品を使っています。
バックライトも付いていて、安いながらタイマー機能やインターバル撮影機能などが使えるので便利です!
また、このあと説明しますが、連写で撮るので、シャッターボタンをロックすることで押しっぱなしにすることができる「レリーズケーブル」を使う方が楽なんです。
ぜひ、一つあると便利ですよ!
③④⑤⑥
これらは、あった方がいいな~ってものになります!
懐中電灯だけ説明を…。
真っ暗な中で撮影するときは、目が暗闇になれるのに時間がかかりますね。
そのため光があまり強すぎるライトだと、せっかくなれた目が光にやられてしまうので、強くないものがおすすめです!
スマホの場合は、ライトの明るさを最小にしておきましょう~!
星空をきれいに撮るのにおすすめの場所とは・・・?
星空や流星群を上手に撮るためには、星がたくさん見れるところに行かなきゃですよね!
あたりまえだーーって言われちゃいそうですが、本格的に撮るのであれば、街灯や家々の明かりがないところ、高層ビルなどがない空が明るくないところを探してみましょう。
愛知であれば、新城市や設楽町、東栄町など「奥三河」の24時間開放されている公園などがおすすめです。
愛知県の星空の聖地「奥三河」星空観察案内サイトというサイトで、おすすめスポットが紹介されているので参考にしてみてください!
東京はだいぶ明るいので、奥多摩の山奥へ行くとか、埼玉・山梨の方へ足を延ばすなど工夫が必要ですね。
ちなみにこちらの写真は、八ヶ岳の赤岳近くにある山小屋から撮った写真です。
満天の星空は最高でした!
ただしここは本格的な山なので、登山の用意が必須です。
つっつー
星空・流星群撮影の設定とは?
おすすめ機材
まず、持っていくおすすめ機材を紹介しましょう。
星は空いっぱいに広がり、流れ星はどこを流れるかわからないものですよね。
できるだけ広範囲を写すことができる広角レンズがベストです!
さらに欲を言えば、たくさんの光を取り込むことができるF値の小さい明るいレンズがよき!
こうちゃん
また、カメラは高感度に強い方が、スローシャッターでも明るさを変えた時に画質が良くなります。
カメラの設定
さてまずはカメラを設定しましょう!
撮影モード・シャッタースピードは?
撮影モードは、ダイヤルを回してMにするのがおすすめです。
撮影するところの明るさにもよるのですが、真っ暗なところでは、30秒くらい、市街地では15秒以内がおすすめです。
明るいところで長いシャッタースピードにすると、このように明るくなりすぎてしまうことがあるので、都度調整しましょう。
また、シャッタースピードを長くしすぎると星も動いているので流れてしまいます。
短めに設定して、明るさはISO感度を使って調節するのが得策です!
星を線のように撮る撮り方は後日また記事にします。
F値(絞り)・ISO感度はどのくらい?
F値は小さい(明るい)がたくさんの光を取り込むことができるので小さめが良きです。
しかし、小さくしすぎるとピントの合う範囲が狭くなり、ピント合わせがしにくかったり画質が落ちてしまったりするので、少し絞るのがおすすめです。
F1.8のレンズならF2.2やF2.5といった感じです。
F2.8くらいで十分です!
シャッタースピード・F値を決めたら、希望の明るさになるようにISO感度を決めましょう。
最近のカメラでは、ISO6400で撮影しても高画質なため、ISO6400くらいに設定するのがいいでしょう。
最高ISO感度の2段か3段くらい下の数値を選ぶのがいいかなと思います!
その他の設定
そのほかに設定しておくといい機能としては、手ぶれ補正をオフにするのがおすすめです。
三脚に固定しているのでぶれは起きないはずですが、カメラがぶれていると勘違いして手ぶれ補正をした結果逆にぶれてしまうといったこともあるそうです。
また、ノイズ低減などは弱めがおすすめです。
星をノイズと勘違いして消してしまうことも…
まとめると!
こんな感じの設定です!
∔α ピント合わせの方法
ピントはオートフォーカスでもいいのですが、しっかりピントを合わせるためには、マニュアルフォーカス+フォーカスズームでしっかりとピントを合わせます。
ライブビュー撮影モードにし、そのあと拡大表示をすると星にしっかりピントが合っているかどうかしっかりわかります。
つっつー
撮影テクニック集
レリーズケーブルなしで連写するインターバルタイマー
インターバルタイマー撮影とは、連写するときに「何枚を何秒ごとに撮影するか」を決めてそれ通りに自動的に撮影させる機能です。
レリーズケーブルなしで連写をしたいときに使います。
ふつう、連写をするためにはシャッターボタンを押し続ける、もしくはレリーズケーブルを使って連写に固定する必要があるのでない場合はこれを使いましょう。
この機能がない場合はセルフタイマーを使って何度も押すしかないです笑
流れ星を撮影する方向
流れ星は、空全体に現れますが、放射点という点を中心に放射状に出現します。
放射点を中心に合わせると多くの流れ星を撮影することができるかもしれませんが、流れ星の長さが短くなってしまうことがあります。
すこし、放射点を中心からずらして撮ると、長い流れ星をとらえやすくなるんだとか!
国立天文台の星空情報(2020年8月)ペルセウス座流星群が極大(2020年8月)によると、放射点はこの辺なんだそう。
詳しくは上記リンクを参考にしてみてください!
また、月はとっても明るく、星空撮影の敵です。
なるべく月が入らない構図を目指しましょう~!!
ペルセウス座流星群が一番多く観察できる日時は?
これも国立天文台の星空情報(2020年8月)ペルセウス座流星群が極大(2020年8月)によると、
今年のペルセウス座流星群の活動(注1)は8月12日22時頃に極大(注2)を迎えると予想されています。今年は8月12日が下弦のため、流星群を観察しやすい時間帯のほとんどに月明かりがあり、見える流星の数は条件の良い年より少ないでしょう。それでも、月がそれほど明るくないため、まずまずの数の流星を見ることができそうです。
普段より目立って多くの流星を見ることができるのは、11日の夜から13日の夜までの3夜でしょう。12日の夜に最も多くの流星が出現すると予想されます。いずれの夜も、21時頃から流星が出現するようになり、夜半を過ぎて薄明に近づくにつれて流星の数が多くなると考えられます。
空の暗い場所で観察すると、見られる流星の数は最大で1時間あたり30個程度と予想されます(注3)。国立天文台の星空情報(2020年8月)ペルセウス座流星群が極大(2020年8月)より
※蛍光ペン・太字は筆者が加筆
とのことで、早めについて設定を終わらせて準備万端でこの時間を迎えたいですね!
最後に簡単にまとめると!
あると便利なもの!
①三脚
②レリーズケーブル
③防寒具
④星座早見表
⑤懐中電灯
⑥レジャーシートや椅子
おすすめ撮影場所の特徴
街の灯りが少ない山奥や田舎の公園がおすすめ!
難しい場合は、光が入りにくい暗いところを探してみよう!
おすすめの撮影機材
F値の明るい広角レンズと、高ISO感度に強いカメラ!
おすすめの撮影設定
●Mモード
●F2.5~F4と小さい方で開放F値から2~3段絞る
●シャッタースピードは30秒以内で星を点にする
●ISO感度は3200~12800。ベストはそのカメラの性能による
●ノイズ低減をオフにする
●手ぶれ補正をオフにする
●マニュアルフォーカスとライブビューのピント位置拡大でしっかりピントを合わせる
●連写でチャンスを逃さないようにする
撮影テクニック
●インターバルタイマー機能でレリーズケーブルなしでの撮影を可能にする
●放射点を見つけて構図を決める
●月を入れないようにして撮影する
●極大日と時間を確認する
つっつー
【NEW】記事を書いた次の日撮ってきました!
流れ星写ったよ!(^_-)-☆
流れ星・・・!うつったぁ!わーーい!笑
だいぶふちっこですが、写りました~!
星空ポートレートにも挑戦!
さらに今回、星空ポートレートにも挑戦しました。
20秒ほどずっと固まってもらうのが少し申し訳ないですが、しっかりと撮影に成功しました。
ポージングが難しいです。
運よく流れてくれないかなぁって思ってましたが残念。笑
一枚だけ、運よく流れている写真が!満足です♪
次回、星空写真のレタッチ方法についても解説したのでぜひそちらもご覧ください!
星空写真をレタッチして図鑑のような写真に仕上げよう!ここでは紹介しきれなかったそのほかの写真もあるので覗いてくれたら嬉しいです!