カメラの基本用語解説③jpegとRAWの違い編
こんにちは!ここカメ代表のこうちゃんです!
カメラを本格的に始めてみたい!って思う方はたくさんいると思うのですが、それと同時に「何を選べばいいんだろう」「難しい用語が多くてわけわかめ」って思っている方もたくさんいると思います。
とても楽しいカメラの世界なのに、初心者には到底意味がわからない用語の数々。
しかし、そんなもやもやとも今日でオサラバです!!
この記事では、センサーサイズからF値・ISO・SS、そして露出補正などなどこれからカメラを本格的に始める上での知っておきたい用語をどこよりもわかりやすく解説していきます!
この記事を読めば上で書いたF値やISOの正体がわかるようになるし、更にそれを使いこなしてより良い写真を撮れるヒントもわかります。
これから説明していく用語は写真を撮る上で覚えておいて損はないので、「いやーそこまで本格的じゃなくてもなあ」って方でも一度は読んでみてください!これからのカメラ生活が変わることを保証します!!
というわけで早速行ってみましょう!
こうちゃん
つっつー
そもそもjpegとRAWって何!?
さて始まりました第三回。今回はjpegとRAWの違いなのですが!、、、
そのまえに、jpegとRAWってなんやねん!ってお話ですよね!
というわけでまずはその解説からしていきます!
jpegもRAWもカメラの画像保存形式のことです。
デジタルカメラで写真を撮った時、その写真画像は基本的にjpegという形式で保存されます。
jpeg(jpg) は世界中で使われている画像の形式で、例えばスマートフォンなどで撮った写真も実はjpeg形式で保存されています。
多くの方々が触れている画像形式がこのjpegなのですが、実はデジタル一眼カメラなどはjpeg以外にもRAWという形式で保存することができます。
というわけで、まずjpegとRAWは画像保存形式のことだって認識しておいてください!
jpegとRAWの違いは!?
では、ここからは実際のjpegとRAWの違いについて解説していきます!
jpegとRAW、同じ画像保存形式ですが、中身はびっくりするほど異なります!
まずRAWはサイズがかなり大きいのです!
どれくらい大きいかというと、同じ写真で比べた時、RAWはjpegの約3倍~5倍ほどサイズが大きいです。
なんで同じ写真なのにそこまで違うのでしょうか。その理由はRAWがRAWという名前にあります。
RAWは日本語でいうと、『生』
そうなんです、生なんです。
うん、ちょっとまって???
じゃあjpegは生じゃないってこと!??!?!!?!
はい。実はそうなんです笑
ちょっとここで料理を想像してみてください!
例えば魚。
RAWが生魚で、jpegは調理された魚料理、例えば煮魚や焼き魚など。
この違い、おわかりでしょうか。
そう、生魚は調理次第で様々な料理に変わりますが、調理された料理はなかなかそうはいきません。
作った煮魚を焼き魚に変えるなんてちょっと無理がありますよね!
そうです、これこそjpegとRAWの違い。
RAWは撮影時のすべてのデータを記録したまま保存されていて、
対するjpegは最低限のデータだけを残して保存されています。
なのでサイズに3倍~5倍ほどの差が出るんですね!
普段みなさんが見ているjpegの画像は、撮影時のデータを最低限まで減らして保存されている画像だったのです!
でも、ぶっちゃけそんなことわかりませんよね?
jpegの写真を見て、『あー、最低限までデータが減らされているなあ』なんて思ったことないですよね。
そうなんです、人間の目には認識できない最低限のレベルで減らされているので、ぶっちゃけわかりません。
え、じゃあなんのためにRAWってあるんスカ?(ちょっと生意気な後輩)
ふふ、それはこれからご説明しよう!
RAWは編集の時に真価を発揮する!
RAWとjpegの違いはぶっちゃけそのままだったらわかりません。
しかし、編集(調理)になると、RAWはその真価を発揮します。
先程ご説明したとおり、jpegは調理済みのものなので、そこから手を加えることは難しいです。
しかしRAWは生。どうとでも調理することが出来ます。
その比較写真をご用意しましたー!どうぞ!
つっつーが撮影したこの写真。今からこれをRAWとjpegで全く同じように編集します!
パラメータを載せておいたので、確認してみてください。
どうでしょう。おわかりでしょうか。
空を見てみてください!違いがわかりましたか!?
パラメータ無しでもごらんください。
jpeg
RAW
RAWを編集した画像には、雲が写っていますね!!!
実は、jpegで保存された画像は白飛びした雲のデータがほとんど削除されてしまっているのです。
だから、編集してもなかなか雲は現れません。
しかし、RAWで保存された画像は白飛びした雲のデータも保存されていたので、編集すれば雲が浮かび上がって来たわけです。
RAWはこのような編集の時にとても便利な保存形式です。
なので、人や風景などあとから編集したい写真はなるべくRAWで撮っておくと後々便利です!
こうちゃん
つっつー
こうちゃん
つっつー
こうちゃん
状況に応じてRAWでも撮影してみよう!
というわけでjpegとRAWの違いをざっくりとご説明してきました!
まとめると、RAWは編集時に真価を発揮するがデータ容量は多い。
jpegはあとからの編集にはあまり向いていないけれどデータ容量は少ない。
データが多いということはそれだけメモリーカードの容量を圧迫しやすいので、大容量のカードを使うか状況に応じで使い分けると良いですね!
jpegで撮影するかRAWで撮影するかはカメラの設定から変更出来ます!
今までRAWを使ったことがない!っていう方はこれから試しにRAWで撮ってみてください!
編集の時に『RAWってすげえー!』ってなると思います笑
写真の編集については様々な記事で紹介しているので是非ごらんください!
たとえばLightroomを使った編集なら、コチラをどうぞ!
「取り込みと基本補正篇」Lightroomの使い方!やさしい詳細解説①
RAW編集も使いこなして、素敵な写真ライフをお送りください!
それでは、今回はjpegとRAWの違いについての記事でしたー!
また次の記事でお会いしましょう!